為替はギリシャとユーロの動きに注目 先物ポジションで占う今週の動き
ギリシャのデフォルトの可能性が高くなったことで、日本へのギリシャ直接の影響は小さいと思われるものの、ユーロ国への影響は大きく、
ユーロ通貨への影響は大きい。また安全(?)通貨である円への回帰への動きが強まる1週間になりそう。
6月23日時点(最新)発表のシカゴマーカンタイル取引所の為替先物ポジションは先週から以下のように変化している。
円・ユーロが大きく売られ、豪ドル・ニュージーランドドル・カナダドル等も大きくショートが積み増しとなった。
以下が為替ネットポジションの変化(6月16日から23日)である。
急激にユーロのショートが増加していると思われる。
ギリシャの動向が見極められるまでは、ユーロ安・円高、日本株への悪影響、景気全般への悪影響は免れないであろう。
1週間の変化
大きく円・ユーロが売られた。(ショートが積み増されている。)
6月23日現在のネットポジション
相変わらずユーロ・円のマイナスは継続している。プラスはスイスフランのみである。
2014年年初からの毎週の動き
ユーロのショートは減少傾向にあったが、またショート方向に振れている。
各通貨の動き
【ドル円の動き】
【ユーロドルの動き】