5月の全国消費者物価指数〜24ヶ月連続のプラス、総合指数104.0、前年同月比+0.5%〜
総務省が発表した5月の全国消費者物価指数は104.0 (2010年を100とする)、前年同月比が0.5%となり、24ヶ月連続でプラスとなりました。
消費者物価ってなに? というギモンについは、ぜひ下記を覧ください。
全国消費者物価指数 2015年5月
総務省による6/26 公表、2015年5月の全国消費者物価指数の動向は以下のようになっています。
- 総合指数は2010年(平成22年)を100として104.0前月比は0.3%の上昇 前年同月比は0.5%の上昇
- 生鮮食品を除く総合指数は103.4前月比は0.2%の上昇 前年同月比は0.1%の上昇
- 食料(酒類を除く)及びエネルギーを除く総合指数は101.1前月比は0.1%の上昇 前年同月比は0.4%の上昇
【 全国消費者物価指数 直近の前年同月比変化(%)】
2015年2月 | 3月 | 4月 | 5月 | |
総合 | 2.2 | 2.3 | 0.6 | 0.5 |
生鮮食品を除く総合 | 2.0 | 2.2 | 0.4 | 0.1 |
食料及びエネルギーを除く総合* | 2.0 | 2.1 | 0.4 | 0.4 |
* 食料(酒類を除く)及びエネルギーを除く総合
(注)総務省資料よりシミュライズまとめ
月次の推移をみると、2013年後半以降、着実な上昇をつづけてきましたが、昨年秋以降の原油価格の下落などをうけ、総合、生鮮食品を除く総合指数は前年同月比の伸び率が急速に鈍化していることがわかります。
日銀は消費税率引き上げが2014年度の消費者物価に与える影響を前年同月比2.0%と試算しており、これが先月からなくなったため前年同月比の消費者物価指数は大きく下がりました。
原油価格の影響を受けたエネルギーや交通・通信、光熱・水道が下落しており、一方、生鮮野菜の上昇がが目立ちます。
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