楽天は日頃の買い物でアマゾンと並んでインターネットショッピングサイトの最大手である。

近頃楽天のテレビ広告では「楽天カードマン」のフレーズで楽天カードが一番思いだしやすい。

逆に他は宣伝があまりされている記憶がない。カードが一番テレビ広告によるプロモーションの相性が良いということもありますが、業績はどうなっているのかに興味がわき、

中身を見てみることにしました。

データやグラフは2015年第１四半期の決算資料（開示済み）より抜粋して編集部で作成したものです。

【セグメント別の売上】

インターネット金融セグメントは順調に伸びており、営業利益ベースではインターネットサービスセグメントの190億28百万円に対し、インターネット金融セグメントでは159億13百万円とかなり接近してきている。（グラフ内の下の2つの線）

【ビジネスライン毎の売上】

黄色の楽天カードが伸び盛りであり、楽天銀行も確実に売り上げを伸ばしてきている。

その他インターネットサービスが最大だが、ここには多くのインターネットサービスが含まれているが、楽天市場との連動先が多く、楽天市場の売上に大きく影響され、かつ変動が大きい。

楽天の狙いとしては金融、特にカード、インターネットバンキングを成長させることで、収益の安定化を図りたいという狙いが見える、

その他インターネットサービスは以下のようなものがある。競争の激しい中でこれらのビジネスの成長と安定度の向上ももう一つの楽天の課題である。

その他インターネットサービス

楽天売上関連データ

単位は100万円