夏のボーナスはどうなっている? 経団連夏賞与第1回集計詳細を見る。
経団連は29日、大手企業が支給する2015年夏のボーナスの第1回集計を発表しました。
平均妥結額は
昨年夏に比べて2.43%増え、91万3106円でした。
3年連続で上昇になります。
大企業は確実に賃金の上昇が根付いてきているようですね。
業種ごとの数字を見てみましょう。
【2015年夏季賞与・一時金 大手企業業種別妥結状況(加重平均)】
業種 | 会社数 | 2015年 妥協額 | 増減率 | 2014年妥協額 |
非鉄金属 | 5 | 770,865 | 3.68 | 743,472 |
繊維 | 16 | 786,258 | 3.12 | 762,486 |
紙パルプ | 6 | 671,844 | 5.54 | 636,557 |
化学 | 1 | ‐ | ‐ | ‐ |
セメント | 4 | 796,314 | -4.15 | 830,751 |
機械金属 | 1 | ‐ | ‐ | ‐ |
電機 | 6 | 858,495 | 4.80 | 819,191 |
自動車 | 6 | 1,103,802 | -0.19 | 1,105,912 |
造船 | 9 | 872,248 | 5.97 | 823,085 |
商業 | 1 | (従)- | ‐ | (従)- |
私鉄(JR) | 1 | (従)- | ‐ | (従)- |
通運 | 1 | ‐ | ‐ | ‐ |
電力 | 6 | ‐ | ‐ | ‐ |
総平均 | 63 | 913,106 | 2.43 | 891,420 |
(単純平均) | 723,881 | 3.89 | 696,752 |
(注)1)調査対象は、原則として東証一部上場、従業員500人以上、主要20業種大手245社 |
2)16業種90社 (36.7%)で妥結しているが、このうち27社は平均額不明などのため集計より除外 |
3)「平均」欄の( )内は一社あたりの単純平均 |
4)(従)は従業員平均(一部組合員平均含む) |
5)増減率の△印はマイナスを示す |
6)集計社数が2社に満たない場合など数字を伏せた業種があるが、平均には含まれる |
7)2014年の妥結額は、2015年の集計企業の数値(同対象比較) 2015年夏季賞与・一時金 大手企業業種別妥結状況(加重平均) 2015年5月29日 |
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大企業ではセメント、自動車以外は夏季賞与・一時金の増減率はプラスとなっています。
自動車は金額的に100万円を超えているので上昇には限界があるようだが、他は5%を超える業種も2つほどあり、かなり好調です。