政府の方針では今年7、8月に出先機関を含めた国家公務員の始業時間を通常より1~2時間早める。
これは期間中には夕方以降に会議を設定しないなどの取り組みを徹底し、退庁時間を早める。
【朝早くに出勤しよう‼!】
国は朝型勤務の導入を地方自治体や民間企業にも要請した。民間でも以前から伊藤忠商事等の大企業でも朝型勤務を行っているところは多い。企業や政府の側から出なく、普通の私たちの生活から見て、
どれだけエコなのか、どれだけお金をセーブし、生活を改善できるのかを見てみる。
政府としては
政府は、平成32年までに以下の目標を掲げている。
- 週労働時間60時間以上の雇用者の割合を5%(25年で8・8%)に下げる。
- 年次有給休暇取得率を70%(24年で47・1%)に上げる
朝型勤務の普及は成長戦略の改訂版にも盛り込まれている ので、かなり真剣に政府は対応していこうとしている。
企業としても伊藤忠商事等は 夜8時以降の残業を原則禁止にして、代わりに朝5~9時に働いたら手当を多くあげるようにして朝型労働の推進を図っている。
企業、政府ととしてはメリットがある
- 残業代の削減
- 全般的な労働効率のアップ(同じ給料でより大きい労働力の確保)
- 企業の電気・エネルギー費用の削減
- 健康な生活からくる保険料の削減
- 男性の育児参加
- 女性の働きやすさ、社会進出の推進
- 少子化対策(検証データがないが)
企業、政府ととしての問題点としては
- 保育園の早朝対応
- 企業の早朝対応の可否
- 業務量は変わらず一部の人には過剰な負担が行く可能性
等があげられるが一番興味があるのが、私たちの生活にどのようなメリットがあるのか、経済的に効果があるのかを見てみたい。
【早く退社帰ろう‼!】
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個人としてのメリット
まずは大きなメリットは健康になることで、医療費の削減、仕事の効率アップが実現できる。
- 早寝早起きによる健康の増進
- 基礎代謝アップ
- 自律神経向上
- 日光を浴びると分泌されるセロトニンの効果で気持ちが穏やかに
- 対内時計のリセット
- 血糖値安定
- 便秘解消
- 睡眠の質の向上
- ストレス緩和
- 集中力アップ
- 能率向上
実際に将来の医療費がどれだけ抑えられるかは実際に病気のコストについてみてみるとその恐ろしさがわかる。
【支出】病気のコストや保険について考える。糖尿病編 健康は最大の節約だ!
総務省のデータによるとまず第一に平均的な起床時間を見ると、全体の平均では6時間37分が平均的な起床時間である。
20~24歳の年齢が起床は遅く、7時56分となっているのが目立つ。
就寝データを見ると、やはり20歳から24歳までの人が夜が遅く、0時31分となっており、朝はゆっくりとしているが、夜が遅い。これは 大学生や働いていない若者が含まれていることも考慮に入れないといけない。
45歳から49歳は6時21分で既に早起きを実践しているように見える。
また平均睡眠時間は40~44歳の人が一番短く6時間40分となっている。この年代の方々が早朝シフトとなると、体力的にきついかもしれない。
子供のお弁当を作る母親や、マイホームを持ち通勤に時間をかけないといけない父親が早起きをしている様子がうかがわれる。
早起きをして健康になるかどうかは睡眠の時間と質によるが、働く世代では6時間以上は確保できているようだが、一部の年齢は既に早起きをしており、
通勤時間がどれだけかかるかにもよるが、朝型の仕事に変えるには通勤時間が十分に短いことが重要な要素だ。
電気代の節約になるか?
現在の電気プランを調べてみてほしい。
早起き生活に切り替えると電気のプランが変えられるはずです。その代表的なプランが以下になります。
【朝得プラン】
深夜1時から9時までのお得な夜間単価が適用されるプランです。
「早起きして朝から電気をたくさん使う方におススメ」
「家事は早朝に済ませる!出勤前にお部屋でエクササイズ!早起き大好き!
そんな、朝からアクティブに過ごす方などにおススメのメニューです。」
【ピークシフトプラン】
電気の使用量が多く、夏のピーク時間(午後1時~4時)の電気のご使用を他の時間帯にシフトできる方に
おススメのメニューです。
特にご契約が50A以上、1か月のご使用量が600kWh以上の方におススメです。
プラン変更のシミュレーションが提供されており、東京電力のホームページから行くことができます。
でんき家計簿に行く
筆者は夜型でPCなど多くの電気を使う方のですが、従量電灯Bと普通のプランですが、シミュレーションをしてみました。
1.平日の日中(9~18時)の在宅状況では大半が外出を選択
2.朝8~9時までに家族全員が外出するを選択
3.夜21時より前に帰宅するを選択
4.土日の日中(9~18時)の在宅状況はご家族の大半が在宅を選択
5.夜間に電気を使ってお湯を沸かす機器、夜間の電気を貯めて暖房を行う機器(例:蓄熱式の床暖房)をご使用ですかは、使用していないを選択
これで見てみると、いくつかの選択肢が表示され、その中で朝得プランやピークシフトで電気代削減ができる。
私の場合、
年間181,560円の電気代が、
ピークシフト適用で
健康の向上、病気の予防は、将来の治療代や投薬代の大きさから考えて相当大きなリターンになるが、この電気代の節約は大きい。
朝型の生活でまずは電気代からメリットを実感しよう。
【でんき家計簿シミュレーション結果】
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