シミュライズでは米国株についても日本株と同様にいろいろなタイミングでいろいろな銘柄に投資した場合の損益の状況を皆様に見てもらうと同時に、数年後、数十年後にどのようになるか、過去にどうであったかを公開していきます。NISAの100万円枠での投資を念頭に1銘柄で20万円相当、2000ドル相当（5銘柄で100万円近くになる）を基準としていますが、かならずしも金額はぴったりにはなりません。資産運用の具体的な例を確認して賢い投資を実践してください。

この産業内の会社の分類は以下のようになっている。いくつかの分野にまたがるケースも多い。

• Biomass　：　バイオマスとは生物由来の資源を指し、バイオマスを用いた燃料は、バイオ燃料（biofuel）またはエコ燃料 (ecofuel) と呼ばれている。廃棄物系バイオマス - 紙、家畜糞尿、食品廃材、建設廃材、黒液、下水汚泥、生ごみ等、未利用バイオマス - 稲藁、麦藁、籾殻、林地残材（間伐材・被害木など）、資源作物、飼料作物、デンプン系作物等
• Bio Energy　：　バイオマス等生物の資源を用いて電気やガスを作り出すこと
• Ethanol　：　アルコール類の中で、最も身近に使われる物質の1つである。揮発性が強く、殺菌・消毒のほか、燃料としても用いられる。
• Fuel Cells　：　燃料電池
• Geothermal　：　地熱発電
• Hydroelectric　：　水力発電
• Photovoltaics　：　太陽光発電
• Renewables　：　再生可能エネルギー
• Solar Thermal　：　太陽熱発電
• Wave　：　潮力発電
• Wind　：　風力発電

 NYSE、NASDAQ、店頭で取引されている銘柄は以下のようになっています。

社歴の一番長い会社でもSunEdison, Inc.で1984年であり、新しい産業であることがわかる。

産業の発展は大変な設備投資を必要とするため、研究開発の段階から政府の援助、投資があるかないかに左右される。

そのため政府や政権の意向が強く反映される。

シェールガスの登場、石油価格の下落で積極的な投資の正当化が難しくなったが、温暖化、二酸化炭素排出量といった環境の問題への対応は待ったなしであり、

今後の進展を注意深くモニタリングしたい。

 S&Pにはグローバル・クリーンエナジーのインデクスがあり、これにリンクする投信も発売されている。

このインデクスに現在（２０１４年１１月）含まれている銘柄は以下のような銘柄である。

日本でも新エネルギーのバスケットを構築しており、そちらで日本物は説明をしていきたい。

業種別バスケット（新エネルギー産業）

2014/8/13

 【バスケットの構成銘柄】

【構成銘柄の概要】

• Applied Materials, Inc.　：　米国企業で世界最大の半導体製造装置メーカーである。太陽電池の製造装置分野でもリーディングカンパニー。
• Brookfield Renewable Energy Partners LP　：　独立系の再生可能エネルギー製造工場を保有し、その運用や開発を手掛ける会社
• First Solar, Inc.　：　ファーストソーラーは、太陽光を電力に変換する低コストの薄膜太陽電池モジュールを製造・販売する企業
• SunPower Corporation　：　ソーラー製品開発・製造・販売会社　25年以上の業歴を持つ。
• SunEdison, Inc.　：　革新的なエネルギーソルーションを提供する会社。経験の豊富なシリコンウェハー開発における技術を新エネルギー分野に適用する。

この米国代替エネルギーバスケットを含む 米国バスケットは日本からの投資を前提としているため、日本円ベースでの投資のパフォーマンスを見ます。　

日次でドルベースでのその銘柄の時価・損益が円換算されてインデクス化されます。

現在は米国バスケット全体では

• 9個のバスケット、
• それぞれのバスケットに5つの銘柄で

合計で45の個別銘柄でパフォーマンスを日々計算しています。今後増加していきます。

換算するための為替レートは日本時間午前5時のレートを使用して円ベースになります。（夏時間・冬時間関係なく日本時間で取得します。）

いつ為替取引を行うか、その時のレートがいくらかによって実際の米国株式取引の損益と乖離することがあります。

【米国株バスケットインデクスのパフォーマンス要因】

 上記のように2つの要因で構成されます。（2014年11月21日時点のパフォーマンス図です。）

①　米ドルベースでのインデクス（米ドルベースでどれだけ株価が基準日よりも動いているか）⇒黄色のライン

②　ドル円の為替レート⇒水色点線

①と②の要因から③の円ベースのインデクス（赤色実線）が出来上がっています。この赤色の線のパフォーマンス、円ベースの米国株投資を追いかけています。 

最終更新日　2014/11/21

 【パフォーマンス】　設定日を100として現在の株価をインデクス化

【US代替エネルギー構成銘柄のパフォーマンス】

【US代替エネルギーVS全体パフォーマンスとの比較とドル円レート】

【最新のパフォーマンス　11月21日の結果】

2014年11月21日：新エネルギー（代替エネルギー）バスケットは111.0と全体のインデクスの平均値121.60を10％近く下回っている。出遅れ感はあるものの、11月に入ってから急速に他のインデクスに追い付いてきている。原油価格の上下にも影響される銘柄群ではあるが、環境問題、温暖化問題において必要になる会社群であると思い、長期保有をベースに管理。先進テクノロジーのニュースには注目していきたい。

このバスケットを買うシムラ―が記載されていきます。現在準備中です。

このバスケットに含まれる米国株を購入するには証券会社の口座を開ける必要があります。

日本語で米国株式の情報を得る場合は、日本の証券会社で米国株の情報を調べるのが最適と思われます。扱っている銘柄もかなり増え、詳細な情報もかなりタイムリーに確認することができます。

• マネックス証券　米国株
• SBI証券　米国株
• 楽天証券　米国株

英語の勉強も兼ねて英語で会社の情報を得たい方は、

米国ヤフー（YAHOO.COM）には検索機能、銘柄スクリーニングもありますので、国内同様大変便利です。ポートフォリオ機能はぜひ使ってみてください。

あと見ておきたいサイトは

• CNBC　米国CNBCは経済・マネーに強い放送メディアです。ライブ感のある興味深い内容が多いサイトです。
• CNN　米国CNNのマネー関連情報サイトではかなり見やすい市場概況があります。こちらから
• Bloomberg　ブルンバーグはプロ向けの市場情報・ニュースメディアですが、無料の一般向けの情報も充実してきています。市況情報についてはiPad用のスクリーンが大変見やすく、使い勝手が◎です。
• CME　先物等については取引所であるCMEのサイトは要チェックです。

個人でも購入できるソーラーパネルは近頃通販でも買えるようになってきている。

普段あまり乗らない車の補充電に最適、携帯等の充電センターに活用している人が多いようだ。曇りの日でも発電が可能である。

アマゾンで購入できます。

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