子連れでスキーを楽しむ家族スキーヤーが増えています。 前回記事でまず子供とスキーデビューの際の子供のスキー用具について紹介しましたが、今回は車でスキーに行く際の準備と子連れスキーの際の大人の用具についてまとめてみたいと思います。
前回記事:
【趣味】間もなくスキーシーズン到来 - 子供とスキーデビュー! 必要な用具は? いくらかかる?
子連れスキーはやはり車で行けると便利。
- 荷物を好きなだけ詰める。
- 子供の状況に合わせて好きな時間に帰ることができる。
- 日帰りスキーの場合には、その当日に好きなスキー場に行くことが出来るので、天候を見ながらスキー場が選べる。 宿泊の場合も、場所によっては当日行きたい近場のスキー場へ行ける。
と特に子供がいるとメリットが大きいです。
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車でスキーに行く準備
車でスキーに行くメリットは上で述べました。 メリットがある一方で、雪道のドライブとなるのでしっかりと準備をしていきましょう。
① スタッドレスタイヤ、あるいは、タイヤチェーン
まず絶対に必要なのが、スタッドレスタイヤかタイヤチェーンなどの滑り止め。
4WD(四輪駆動)の車で新しいスタッドレスタイヤであれば、通常ほとんどのスキー場まで大丈夫でしょう。 2WD(二輪駆動)車、あるいは、4WDでもタイヤが少し古い場合には、スタッドレスでも滑って急坂が登れないケースなどがあります。 スタッドレスタイヤの場合でも念のため金属 チェーンが準備できれば万全。
ノーマルタイヤの場合は、タイヤチェーンが必要です。タイヤチェーンは大きく分けて以下の2種類があります。
- 金属チェーン・・・・・価格が安く、収納もコンパクト。凍結路にも強い。反面、走行時の振動は大きい。
- 非金属チェーン・・・雪道、凍結路ともバランス良い性能。乗り心地も優れる。 金属型より高く、かつ収納も場所をとる。
やや価格は高くなりますが、乾燥路も含めて走り易く、性能バランスもよい下記のような非金属のサイルチェーンがおすすめです。最近はこうしたチェーンも昔のものに比べ、とても取り付けが楽にできるようになっています。
タイヤサイズにもよりますが、スタッドレスタイヤは、5万~10万円程度。
非金属チェーンは、1万円台~25,000円程度。
金属チェーンは、数千円~15,000円程度。
② スキーキャリア
カービングスキーの登場によって昔と比べとスキーがかなり短くなり、ワゴン車やミニバンなどの場合、人数によっては車中にスキーを積めることも多くなりました。 が、まだ多くの場合は下記のようなスキーキャリアを利用して社外に取り付けると思います。 15,000万円程です。
一方で下記のようなルーフボックスの場合には、スキー板以外のスキー用具の収納、また、スキー以外の用途にも使えて便利ともいえます。値段はやや上がり、アタッチメント込みで4万円程度です。
③ その他の便利小物
・雪落としブラシ、スクレイパー
駐車しておいた車に積った雪を落とす、また、凍りついたフロントガラスなどの氷を落とすのに使用する。 下記のようなものは長さ調整もできて便利、 1,000円程度です。
・解氷スプレー
寒さで氷った鍵穴、ドアなどを溶かすスプレー、500~600円程度。
・その他
スキーの時以外に雪の上を歩きまわるのに役立つ長靴、あるいはスノーシューズ、また、グローブ、軍手・ゴム手袋等があると、チェーン取りつけ時なども便利です。
④ 万一に備えるグッズ (持っていると安心です)
・ ブースターケーブル
万一バッテリーが上がってしまった場合に、近くの車に直ぐ応援を頼めます。 スキー場の低い気温は想像以上にバッテリーを弱らせます。備えていると安心です。2500円程度。
・ 牽引ロープ
万一、途中の雪道などでスタックしてしまった場合に、近くを通るRV車などに直ぐに応援を頼めます。 下記で、3,000円程度。
・スコップ
雪道でスタックした場合など、タイヤの前後の雪の除雪が必要になることがあります。
・その他
毛布、予備食料などがあると、万一途中で長時間車中で過ごさざる得なくなった場合などの際にも安心です。
急のつく動作をせずに、ゆっくり発進、ゆっくり減速、ゆっくりハンドルを切るなどを心掛け、楽しいスキーへのドライブを!
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大人のスキー用具
子連れスキー、家族スキーの場合の大人のスキー用具は、ガンガン滑りたい一部の人を除いては、ある程度の快適性を優先し選ぶとよいでしょう。
① スキー板、スキーブーツ、ストック
中級くらいまでの方が、そんなに気合いを入れずに子連れスキーで楽に滑るを目指した場合、コントロール性の高いオールラウンドモデルがおすすめです。 高速で攻める、バーンをガンガンいく、などを求めないレジャースキーではこのジャンルのスキーで十分です。 値段はビンディング付きで4~7万円程度。 下記のような2014モデルだと3万円程度で手に入ることもあります。
ROSSIGNOL (ロシニョール)スキー板 2014 EXPERIENCE 76 XELIUM2
昨今のブーツは上級者用でなくてもほぼフロントバックルのみで、一昔前のようなリアエントリー・モデルはほとんど見かけません。 そんな中でも家族スキーには中級向けの快適性を重視したモデルがおすすめです。 ガチガチではなく適度な硬さで使いやすいものを選ぶとよいでしょう。 4~6万円程度です。
NORDICA ノルディカ NNXT N4
②スキーウェア
③インナーウェア
④スキー小物 (ゴーグル、グローブ、ヘルメット、ニット帽)
このあたりは、皆さんある程度土地勘があるでしょうから、お好みのものを選んでください。
車でスキーに行く準備と大人のスキー用具の費用は
車でスキーに行く準備の費用は、約 132,000円 (スタッドレスではなく、非金属チェーン利用の場合は、57,000円程度
用具 | 値段(円) | |
① | スタッドレスタイヤ | 100,000 |
① | 勤続チェーン | 5,000 |
② | スキーキャリア | 15,000 |
③ | ブラシ等小物 | 5,000 |
④ | ケーブル・ロープ等 | 7,000 |
合計 | 132,000 |
子連れスキーの際の大人の用具の費用は、約 185,000円 (一人分、夫婦で倍) 程度。
ウェア等によってはもう少し安くすますことも可能です。
用具 | 値段(円) | |
① | スキー板・ビンディング | 40,000 |
① | スキーブーツ・ストック | 50,000 |
③ | スキーウェア | 70,000 |
③ | インナーウェア | 10,000 |
④ | スキー小物 | 15,000 |
合計 | 185,000 |
なお、スキーに行く機会が少ない場合には、スキー板、ブーツ、ストックについてはレンタルで済ますという手もあります。 レンタル料はスキー場によっても異なりますが、1日3,000~4,000円程度のところが多いようです。 スキーを楽しむ回数等によって決めるとよいかもしれません。
次回記事では、子連れスキーにおすすめのスキー場等をご紹介したいと思います。
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