【運用】米国株はダウが下落したが、バスケットは小幅に下落 好業績の銘柄iRobotやYahooは大きく上昇
米国株バスケットはダウが1%近く下落し、全般的に下落となった。
曇り時々雨のイメージのマーケット
ユーロ経済の不透明さ、中国景気の減速、
エボラ熱感染者が1万人に近づき、香港のデモは収集しない、イスラム国の動向等暗いニュースが多くなってきている。
そこに米国の決算発表シーズンに入り、マクドナルド、コカ・コーラ、IBM等の業績が悪化で大きく下げるなど、業績もまちまちの様子である。
今日は日本ではロボット掃除機で有名なアイロボット社が大幅に上昇、Yahoo!やアップルも好業績により、大幅に上昇をしている。
シミュライズ米国バスケットは104.43で-0.04の下落にとどまっている。
【米国レギュラーバスケットのパフォーマンス】
ID | 名称 | 2014/10/22 | 前日 | 前日比 |
20001 | US新テク | 109.84 | 109.38 | 0.46 |
20002 | US旧テク | 101.47 | 102.12 | -0.65 |
20003 | US大企業 | 103.85 | 104.08 | -0.23 |
20004 | USバイオ | 109.51 | 109.64 | -0.13 |
20005 | US不動産 | 110.25 | 110.20 | 0.05 |
20006 | US新エネ | 95.78 | 97.44 | -1.66 |
20007 | USロボット | 99.65 | 97.50 | 2.15 |
20008 | US金融 | 105.82 | 106.73 | -0.91 |
20009 | US食品 | 103.67 | 103.17 | 0.50 |
20010 | 全体 | 104.43 | 104.47 | -0.04 |
【米国バスケットのパフォーマンス要因分解】
米国株の小幅下落、ドル円はやや円安方向で、株式の下げを円安による効果でやや和らげた形となった。
今日のトピック : ロボットバスケットのパフォーマンス
【USロボットバスケットの銘柄構成】
米国ロボットバスケットではアイロボットの第3四半期の決算が市場の予想を上回り、1株当たり48セント(予想は33セント)となり、
今日は14%を超える上昇となった。
ロボットバスケットはこの影響で2.15%上昇し、99.65とこの数週間の下落を徐々に取り戻している。
アイロボット社について
「アイロボット社は、マサチューセッツ工科大学で最先端の人工知能を研究していた科学者3人、ロドニー・ブルックス、ヘレン・グレイナー、そして現CEOコリン・アングルにより1990年に設立されたロボット専業メーカーです。
「Dull、Dirty、Dangerous(退屈、不衛生、危険)な仕事から人々を解放する」という理念のもとに、これまで数多くのロボットを開発してきました。
その高い技術力は、人命救助や、海洋探査、ピラミッドの発掘調査など、アメリカの国家プロジェクトをはじめ世界中で役立っています。 」
(出所:アイロボット社ホームページ)
ルンバ等の生活用ロボットが有名ですが、政府用ロボット、災害対策ロボットも好調で、日本においても
人が立ち入ることができない危険な場所への潜入調査を任せられた「Packbot(パックボット)」など、アイロボット社のロボットが活躍しています。
【米国新テクノロジーバスケットのパフォーマンス】
ヤフーの株価が好調である。ここ数日は底打ちし、上昇を開始したように見える。
0.46%上げて、109.84と再上昇を開始している。