車離れが進む若者の世代ですが、フェラーリの良さがわかるのは40代以降のスーパーカーがわかる世代。私もよく地元のスーパーに来たフェラーリやランボルギーニを友達と見にいきました。 

さて以前の記事で、月収手取り40万円でフェラーリが買えるか検討してたシムラー 伊藤 義道さん（45歳、自動車整備関連工場勤務）。 とうとう中古のフェラーリF３５５の購入を決心したようですが、ここでは、フェラーリF355を購入した場合とトヨタ86Gの中古の購入の場合の人生キャッシュフローのシミュレーションを行い、その違いについて確認してみます。

 前回記事：
【支出】月収手取40万円でフェラーリを買ってみる！F355はスーパーカーだ！

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フェラーリ購入　VS　トヨタ86購入 人生キャッシュフロー・シミュレーション

購入車種の違いによる影響を見るために、伊藤 義道さんの場合の人生シミュレーションを行います。
伊藤 義道さんの場合は、結婚資金・車購入資金として貯めていた合計400万円の預金を一部取り崩し、フェラーリの場合は頭金に、トヨタ86の場合は購入資金にあてています。 

ここでは、自分の将来を見て、考えるシステム”シミュライズコア”を使っています。興味のある皆さんもぜひご自身に当てはめて、いろいろなパターンでシミュレーションを試してみてください。→ シミュライズ・コアへGO！

自動車ローンの借入、その他車関連費用の前提は下記のようになります。 なお、車関連費用以外の支出等は同一のものを考えます。

【フェラーリＦ355購入の場合】

 65歳の貯蓄額は2,247万円、85歳の貯蓄額は113万円

 【トヨタ86購入の場合】

 65歳の貯蓄額は3,710万円、85歳の貯蓄額は2,255万円

フェラーリ購入の場合はローンの支払が当初7年間続くことで、貯蓄の積み上がりが遅れます。 その影響で65歳時の貯蓄額はトヨタ86購入の場合に比べ1,500万円程少なくなります。その後も下記グラフにあるように、車の維持費の違いにより差は徐々に拡大していき、85歳時には約2100万円の差となります。

但し、今回の人生シミュレーションでもわかるとおり、フェラーリ購入の場合にも85歳でプラスの貯蓄額を維持しており、また、伊藤 義道さんの場合には以下のような理由があることから、フェラーリ購入が十分可能になっています。

• 仕事の関係上、修理に関しては自分・仲間で行うため心配がいらない
• 叔母の家の駐車場を借りるため、駐車場代が不要

自動車購入に関しても、個々の状況により様々なケースが考えられ、シミュライスでは引き続きいろいろな場合をみていきたいと思います。

こちらの続編記事もぜひどうぞ。

【人生設計】【支出】伊藤 義道、月収手取り40万円。 フェラーリでなくポルシェの方がイイかな？

関連するシムラー

伊藤 義道（自動車部品関連工場勤務、独身、45歳） 

伊藤 義道のキャッシュフローをシミュライズコアで見てみよう！     

①伊藤 義道－フェラーリ購入

②伊藤 義道－トヨタ86購入

シミュライズコアでは、シムラーのシミュレーション情報からいろいろと学べると同時に、自分のデータを保存しさまざまなパターンでの自分自身のシミュレーションが行えます。 是非、触れてみてください。

（注） 上記推計値は現時点のシミュレーション結果によるもので、読者の皆様が実際にシミュライズコアでご覧いただく際には、パラメータ等の変化により金額が多少異なってくることも想定されますのでご注意ください。