【趣味】 秋のオートキャンプ - 万全の寒さ対策で快適に楽もう!

2021/08/19

紅葉狩りをはじめとした散策やアウトドアで豊富な味覚を楽しめる秋の本格的なキャンプシーズン到来。出かける時期や場所によっては昼夜の寒暖差も大きくなり、夜間は気温もぐっと下がってくる季節です。しっかりとした防寒対策を行い快適にオートキャンプを楽しみたいところです。

 

これまでの記事でキャンプデビューに向けた基本的なキャンプ道具のまとめや、キャンプ場選びのポイントなどについてまとめてきました。 ここでは、秋キャンプにおける防寒対策について紹介したいと思います。

 

前回記事でも述べましたが、一般的に平地に比べて標高が100m高くなると気温は0.6℃ずつ下がると言われています。緑の多い山間のキャンプ場だと夜間の気温の低下は都会より激しく、標高が高い場所の秋キャンプでは、夜間の最低気温が0~5℃程度になることも覚悟しておきたい。平地であっても10℃を切ることを念頭において準備したいところです。

 

CampFire

 

 

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寒さに負けないキャンプウェア


アウトドアなので当然ですが、キャンプでは夕方以降も外で過ごす時間が思いのほか長いもの。 登山をする人には常識となっているアウトドアウェアの基本の「重ね着」で、様々な気候に対応できるようにすることが大切です。 通常インナーと呼ばれる、Tシャツやアンダーウェアなどの最初の層の上に、ミドル・レイヤー、アウター・レイヤーと重ねていきます。

 

インナー・レイヤー
速乾性に優れた動きやすいものが良い。半袖に加え、長袖Tシャツがあると便利。荷物に余裕があるオートキャンプでは、夜間用にユニクロのヒートテックに代表されるような保温性素材のものを持っていくのも役立つ。

 

ミドル・レイヤー
保温性と通気性に優れるフリース素材などが最適。ウールの長袖シャツなど素材の違うものがいくつかあると、重ね着の組み合わせにより細かく温度調節が出来て便利。

 

アウター・レイヤー
雨・風などを防ぎ、外気と遮断することで、内部の体温を保つのが役割。コンパクトにたため保温に優れたダウンジャケットと、雨の日にはレインコートにもなる防水性・透湿性に優れるゴアテックス素材などのアウタージャケットの組み合わせがお薦め。そのまま、ハイキング・登山にも活用できます。

 

 ゴアテックス素材のアウタージャケットの例、モンベル(mont-bell) ストームクルーザー ジャケット

ダウンジャケットの例、ザ・ノースフェイス(THE NORTH FACE) ライトヒートジャケット ダウン アウター

 

パンツ
トレッキングパンツなど伸縮性もあり動きやすいものが基本ですが、防寒には、その下にヒートテックなどの保温性インナーウェアがあると便利。

 

その他
防寒具として是非ともおすすめなのがネックウーマー。熱の逃げやすい首元を温めることで抜群の効果的を発揮する。同様の理由から寒い日にはウールなどのキャップも効果的です。

また小さな子供には、スキーウェア上下があると、防寒具としてかなり活躍します。

 

上記を揃えるための費用概算を考えると、例として下記のように一人合計7~9万円となります。 オートキャンプなのでそれほど本格的なものでなくても良いと考えれば安くすますことは可能ですし、長く使えるものなので良いものをと考えると費用をかけることも可能です。また一度に全て揃えるのではなく、既に持っているもので代用しつつ徐々に揃えていくのも良いかも知れません。

 

寒さに負けないためのキャンプウェア概算費用 (一人分)

アウタージャケット 1~2万円
ダウンジャケット 2~3万円
ネックウォーマー等小物 計1万円程
ミドルレイヤー 1万円程
インナー、保温性インナー等 計1万円程
トレッキングパンツなど 1万円程
合計 7~9万円

(注)あくまで参考費用として一例の表示です。

 

 

テント内で暖かく寝るために


寒くて夜中に何度も目が覚めて良く眠れなかったなどと悲惨なことにならないように、テント内でも暖かくしたい。 高規格キャンプ場の電源サイトで電気毛布利用して暖かく、というパターンもあるかも知れませんが、そうしたものの無いのが本当のアウトドアという人でも、以下のようにすれば大丈夫。

 

銀マットとエアマット
テント内では、銀マットをインナーマットの下に敷き (銀色側を下に敷き)、その上にエアマットを敷くことで地面からの冷気を遮断します。 これで地面からの寒さは感じなくなるでしょう。 エアマットを地面に直接敷くと、本当に気温が低い場合、冷たい地面がエアマット内の空気を完全に冷やし、マットの遮断効果が激減するので気を付けたい。 また、エアマットが無いような場合には、銀マットの下に段ボールを敷くことで遮断効果を高めることができます。

 コールマン(Coleman) テントエアーマット300

マミー型の寝袋(シュラフ)
寝る際は、特に肩からからだが冷えないように気を付けたいところ。 封筒型ではなく、マミー型で限界温度が0℃以下のシュラフがおすすめです。 気温が低い場合には、上記説明のフリースのミドルウェアなどを着用して寝るなどすればまず大丈夫でしょう。

 

 モンベル(mont-bell) スーパースパイラルバロウバッグ♯3 バルサム

 

その他、湯たんぽなども、暖かく過ごすのに意外に活用できます。

なお、寒い日にはテント内の結露を防ぐために、テント上部のベンチレーター(換気口) を解放しておくことも大切です。

 

 

防寒に役立つ他のキャンプ道具


寒い日に役立つ他のキャンプ道具を紹介します。

 

たき火台

寒い日には何と言ってもキャンプの醍醐味のキャンプファイヤーで温まりたい。 ユニフレーム(UNIFLAME) ファイアグリル は、バーベキューコンロとしての利用やダッチオーブンを置くこともでき、収納も小さくなることからかなりのおすすめです。

 

アウトドアヒーター

足もとの冷えなどを解消してくれて便利です。

コールマン(Coleman) クイックヒーター

なお、ガス・ガソリンのものは、言うまでもなくテント内や締め切ったターブ内で使用できませんのでご注意ください。

 

その他、毛布などはチェアに座る際のひざ掛け、また、テント内でもシュラフの補助として使え、数枚あると重宝します。

寒い日には、からだの温まる料理でキャンプを楽しみましょう。

 

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