【趣味】 秋のキャンプシーズン到来 - キャンプ場はどう選ぶ?おすすめは?

2021/08/19

秋のキャンプシーズン到来。 車で気軽に行けるオートキャンプデビューに向けて揃えていきたいキャンプ道具について、前回記事でまとめてみました。ここでは、キャンプ場を選ぶ際のポイント、さらに、子供連れでも楽しめる関東地方のおすすめのオートキャンプ場について、ベテランキャンパーの話をもとに紹介したいと思います。

 

前回記事:  【趣味】秋のオートキャンプデビュー、必要なキャンプ道具は?いくら位かかる? -その①

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オートキャンプ場選びについて


キャンプに行こう!と思ったときにどこにするか、選択のポイントをまず挙げてみます。

 

1.キャンプ場までの距離

2泊3日程度の旅程が多いことを考えると、キャンプ場までの距離は非常に重要な要素。 特に都心部などから週末にかけて出かける際は、実際の距離だけでなく道路の混雑なども考慮した時間的距離を確認したい。渋滞も考慮して片道2時間くらいの距離だとかなり楽、片道3時間程度までで選ぶとよいでしょう。

 

2.標高、立地
キャンプ場の標高も重要です。夏場~初秋であれば、日中も涼しく過ごせるように、標高600、700m以上のところを選びたいところです。一般に標高が100m上がると気温は0.6℃低下すると言われています。キャンプ場は緑も多く、真夏の場合でも標高1000m程度あるキャンプ場であれば夜も快適です(標高1000mだと、平地より気温が6℃低くなる)。 本格的な秋~春にかけては標高の低いところも含めて選択肢が広がります。晩秋であれば標高が低めのキャンプ場の方が防寒対策が楽になります。

 

立地として、夏場には日差しを遮ってくれる木立の間にテント等を設置する林間サイト、それ以外の時期には高原地のサイトなどが一般的に薦められますが、この辺は好みかもしれません。

 

3.サイトの広さ、区切り
オートキャンプ場には大きく分けて、個々が使用する区画が決まっいる「区画サイト」と、そうでない「フリーサイト」と呼ばれる形式のところがあります。 フリーサイトのキャンプ場は、文字どおり敷地内の好きな場所に先着順でテントを設営する形式で、空いている場合には敷地を広々と使うことができます。関東圏では区画サイトのキャンプ場の方が多く、また、週末などの混雑時には予め区画が決まっている区画サイトの方がおすすめです。

 

区画の大きさはキャンプ場によりまちまちで、狭いと平均50㎡程度から100㎡を超えるキャンプ場まであります。80㎡以上など一定の広さがある方が当然のんびりできますし、隣のサイトとの距離も開き快適です。可能であれば隣のサイトとの区切りがどのようになっているか確認できるとなお良いです。 自然の木立や植木を利用してある程度目隠し効果が期待できるところもあれば、単にロープで区切られているキャンプ場もあり、当然前者の方が快適性が高まります。

 

キャンプ場によっては、斜面地に各サイトが階段状に設置されているところもあり、こうしたところはよりプライベート感が高くなります。洗い場などへの斜面の移動が大変になるので小さな子供がいる場合には不向きですが、そうでないならおすすめです。

 

4.設備・電源・お湯の有無
さらにポイントとなるのが、水場でのお湯の有無。 真夏以外ではお湯がでると重宝しますし、何といっても油を使った料理などの洗い物が圧倒的に楽になります

 

それ以外の設備については、好みによるところかもしれません。電源も無い方がアウトドアっぽくてよいという人もいるでしょうし、あれば何かと活用できたりします。また、最近では、共同風呂のついたキャンプ場や、女性目線でトイレがきれいな高規格キャンプ場も増えています。 また、ターザンロープなど子供用アスレチック・遊び場などを有するところもあり、選択の際のポイントなるかもしれません。

 

5.周辺環境
キャンプ場に隣接する河原やハイキングコース、また近場のお出かけ場所などキャンプ場の周辺環境も場合によっては考慮対象となります。

 

 

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おすすめ高規格オートキャンプ場 


まず、設備のととのった高規格のオートキャンプ場のおすすめを列挙したいと思います。 初心者や、小さな子供連れ、また、あまりワイルドなのを好まない女性などにピッタリです。 標高には差がありますので、標高の高い場所にお出かけの際は防寒対策をしっかりとしましょう。

 

1.北軽井沢スウィートグラス

浅間高原に広がる広大な敷地内に森と小川と草原を有するキャンプ場。もともと米国モンタナ州の公園をモチーフに作られたそうです。ツリーハウスやアスレチック、大規模なキャンプファイヤーなど、子供が楽しめるアクティビティーやイベントが豊富。広大な施設内で十分に楽しむことができ、施設も非常に良く整備されていて初心者にもやさしい。用意された食材セットで日帰りBBQを楽しむなどもでき、非常に人気のあるキャンプ場です。

 

2. PICA富士西湖
富士五湖のひとつ西湖の湖畔に位置するピカグループ運営のキャンプ場。他のピカ施設と同様、施設が整い、とても良く整備されていて、初心者に向いています。ログハウスを始め様々な形態の宿泊施設もあり、また各種レンタルも充実していることから、本格的なテントキャンプの前に一度アウトドア体験してみることもできます。逆に、ワイルドさを求める人には少々物足りない可能性あり。立地は富士五胡周辺のハイキング・遊びに便利。

 

3. イレブンオートキャンプパーク
温暖な房総半島の中央に位置し、標高も低く、遅い秋にもピッタリのキャンプ場。緑の芝生に覆われた区画が多く、平均サイズも120㎡と非常に広いのもうれしい。木立も適度に残されていてプライベート間も一定程度保てます。広い芝生の広場が用意されており、また、コイの釣り堀など子供と遊ぶのにぴったりです。

 

4. とやのさわオートキャンプ場

都心から比較的近い山梨県の道志村にあるキャンプ場。周辺にキャンプ場が多いが、ここは奥まった場所に位置し、非常に静かで人気があります。山の傾斜を利用し、サイトが段々状に位置していることから、プライベート間が良く保てます。 河原で水遊びも可能です。

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おすすめオートキャンプ場 (ややワイルド編)


続いて、よりワイルド感のあるキャンプ場をいくつか紹介したいと思います。

 

1. outside BASE
北軽井沢の林の中の隠れ家のようなキャンプ場。全面フリーサイトながら広々とした敷地の中に1日45組限定としていることで、思い思いの好きな場所に広くサイトを貼ることができます。キャンプの醍醐味でもある不便さを大いに楽しんでもらえるよう、outside BASEには電源サイトは用意していないとのこと。

 

手作りの遊具で子供を遊ばせたり、なるべく自然のままを残した林のなかでのびのびとキャンプが楽しめます。標高が高いので秋キャンプでは寒さ対策をしっかりして出かけたい。

 

2. あさまの森オートキャンプ場

浅間山のふもと小諸に位置するキャンプ場。サイトごとに本来の地形をそのまま生かし、木立なども自然のまま残しながら一つ一つの区画が作られています。手作り感満載で、都心に近い単調に区画化されたキャンプ場とは一線を画します。サイトも非常に広く、隣のサイトも全く気になりません。

 

夏にはキャンプ場内でカブトムシ等が採れるくらいキャンプ場内にも十分自然がのこっていて、十分森に癒されます。必要な設備はきちんと揃っていながら、高規格キャンプ場にはないような自然が満喫できます。周辺の高原ハイキングにも便利。

 

 

 

キャンプ行くのって費用はどのくらい?


キャンプ用具については前回記事で取り上げましたが、ここで、一回のキャンプにかかる費用について簡単に確認してみます。

 

大人2人、子供1人で都心から北軽井沢のキャンプ場へ2泊3日のオートキャンプに行くことを想定すると、一回の概算費用は以下のように 42,050円になります。

項目 費用 (円) 説明
キャンプ場 12,600 2泊分
ガソリン代 7,650 450㎞走行、燃費10km/L、ガソリン価格170円/Lを想定
高速道路代 5,800 往復、ETC休日割引想定
温泉入浴 5,000 2日分
観光・その他 5,000
食材購入 6,000 事前を含めた食材購入
合計 42,050

年間3回行くとすると、年間費用は126,000円程度になります。

 

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