【支出】出産って費用がかかるもの・・・ママ、だからしっかり学んで、じっくり準備。出産育児一時金等の補助も学ぼう!

2021/08/19

出産に係るコストをシミュライズのシステムで使用するために情報収集してみました。

子供をお考えの方、妊娠する可能性のある方、早めにお金のことを考え始めましょう。

慌てずに動いて、賢く、良いママになるために最初の一歩になります。

 

妊娠をしたら、まずは区役所に行って、手続きをすれば、以下のようなものがもらえます。(役所により交付するものは異なります。)

  • 妊娠・出産及び乳幼児の育児に関する一貫した健康記録
  • 保護者等に対する育児のしおり
  • 妊婦健康診査費用補助券
  • 医療機関乳幼児健康診査受診票
  • 予防接種予診票が添付されている母子健康手帳の交付

 

基本的な費用の項目は以下のようになっています。

 【費用の内容】

  1. 妊婦検診費用 : 出産に至るまでの妊娠期間中に欠かせないのが、「妊婦健診」です。自治体によって補助の内容は違うものの、平均14回程度になり、合計すると大体8万円から10万円くらいになります。
  2. マタニティ用品の費用 : 5万円から10万円程度かかります
  3. 出産準備用品の費用 : 出産準備用品が約10万円ぐらいかかります
  4. 出産費用 : 出産費用は病院や部屋のタイプなどによっても変わりますが、大体30万~60万円ぐらいです。「出産育児一時金」42万円が差し引かれるので、10万円から20万円程度の実質負担となります。
  5. 出産後の育児費用 : おむつや粉ミルク等の育児に最低限必要なコストは月1万円から2万円、年間で12万円から24万円と見ています。

 

必要なお金の総額は以下のようになります。シミュライズの計算では

平均59万5千円

程度が出産費用&初期育児費用となります。

【出産費用の内訳】

項目 金額(自己負担)
妊婦健診費用 90,000
マタニティ用品 75,000
出産準備用品 100,000
出産費用 150,000
初期育児費用 180,000
合計 595,000

 

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 以下ではこれらの項目を一つずつ見ていきましょう。

 

 

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出産前費用


出産前に必要な妊婦検査の費用は、

10万円を想定

 

妊娠が分かった時から、お母さんや赤ちゃんの体の様子をモニターし、病気から守るために検診が必要になります。

 

自治体から補助(チケットで配布されることが多い)をもらっても、補助の範囲外である治療・診察もあり、

自己負担額は8万円~10万円程度になるようです。

 

妊婦健診とは

  • 身体測定や血液・血圧・尿などの検査をします。
  • 貧血、妊娠高血圧症候群、妊娠糖尿病などの病気の早期発見と治療

妊婦検診費用は2009年4月から原則14回まで無料になりますが、対応は自治体によって異なります

 

いくつかの自治体の例を掲載しておきます。(2014年9月時点)

 

【兵庫県西宮市の例】

妊娠週数 望ましい受診頻度 受診助成券使用枚数(例)
妊娠初期から妊娠23週まで 4週間に1回程度 4枚
妊娠24週から妊娠35週まで 2週間に1回程度 6枚
妊娠36週以降分娩まで 1週間に1回程度 4枚
  14枚
  • 助成額 : 合計助成額 72,290円

 

【埼玉県北本市の例】

妊婦健康診査受診票 1回分
妊婦健康診査助成券 5,000円・9回分、8,000円・4回分の合計13回分
子宮頸がん検査受診票 1回分
妊婦HIV抗体検査受診票 1回分
HTLV‐1抗体検査受診票 1回分
性器クラミジア検査受診票 1回分
  • 助成額 : 合計助成額 77,000円+各検査代

 

【宮城県仙台市】

助成回数   14回
助成上限額  初回18,514円,第2~第14回5,658円

  • 助成額 : 合計助成額 92,068円+各検査代

(HTLV-1抗体検査を実施した場合、初回の助成上限額は20,777円、初回以外の場合は7,921円となります。)
※助成券は,妊娠週数にあわせてお使いください(HTLV-1抗体検査助成券は他の妊婦健康診査助成券とあわせてご使用下さい)。
※健診費用が助成額上限額を上回った場合,差額分は自己負担となります。
助成上限額以内の場合は,かかった料金を助成します。

 

受診助成券が妊娠12週までは使えない等の制約もありますので自治体に確認してください。(1回の件が5000円程度)

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【クリニックでの料金】

以下の検査を行いますが、チケットでカバーできるのは5,6千円程度で、毎回、数千円程度の負担がかかります。
【通常の検査の金額の例】
項目 自費料金 内容
初診   6,000円  
再診    時間内 3,000円  
時間外 5,000円  
深夜 11,000円  
休日 7,000円  
妊婦健診   5,000円 血圧測定、子宮底長、腹囲計測、尿検査(糖、蛋白)、胎児診察(触診+ドップラー又は簡易超音波検査)、保健指導などを含みます。
超音波検査 超音波A 7,000円 児精密超音波検査 専門医が胎児の頭蓋内や心臓、その他の臓器に異常がないか、くわしく検査します。
超音波B 4,000円 児の体重や胎盤の位置などを調べます。
超音波C 2,000円 早産兆候チェック、産後の回復チェックなど
血液検査 血液型 990円 ABO型、RhD型
血算 2,390円 白血球、赤血球、血小板、ヘモグロビン濃度
血糖、ヘモグロビンA1c 3,080円 糖尿病のスクリーニング
糖負荷試験 3,300円  
赤血球不規則抗体 3,000円 万一のための輸血の基本検査です。
感染症血液検査 梅毒 960円 胎児に感染する可能性のあるウイルスなどの検査です。
B型肝炎抗原 740円
C型肝炎抗体 2,100円
HIV抗体 2,100円
HTLV-I抗体 1,580円
風疹 1,500円
細菌培養検査 腟内細菌 4,800円 早産の原因となる細菌がいないか調べます。
腟内と頸管内細菌 7,350円
頸管内クラミジア抗原 4,710円
NST(ノン・ストレステスト) 4,000円 胎児の元気さと子宮の収縮の度合いを観察します。
個別栄養相談 時間により 2,000円 管理栄養士による栄養相談を行います。
個別麻酔相談 時間により 3,000円
5,000円
麻酔科医師による麻酔の相談を行います。希望される方は、先に産婦人科の医師にご相談ください。
妊娠中の乳がん検診   9,000円 1年以内に乳がん検診を受けていらっしゃらない妊婦さんを対象として、乳腺の専門医が乳がん健診を行います。

 

 

また費用負担は全額自己負担になりますが、遺伝関係の検査が可能です。

 

【自己負担で受ける遺伝関連検査】

以下の検査は必ずしも受ける必要はありませんが、高齢出産が増加し、近年は受けられる方も増えているようです。
  • クアトロ検査 1.8万円~3万円

全額自己負担 : 妊婦さんから採血した血液中の4つの成分を測定して、赤ちゃんがダウン症候群、18トリソミー、開放性神経管奇形である確率を算出するスクリーニング検査

 

  • 羊水検査 6万円~15万円

妊娠初期以降に、少量の羊水(その時の羊水のだいたい1/10)を採取し、その中に含まれる羊水細胞を培養して、染色体分析、酵素活性の測定、DNA診断を行うか、もしくは羊水中の物質を測定して検査する方法

その他インフルエンザや乳がん検査等は有料(通常の保険適用はされる)になります。

 

 

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マタニティ用品の費用


 マタニティ用品も準備する項目、お金をかけられるかどうか、1人目なのか2番目以降のお子さんか等個人差はあるものの、

必要最低限5万円を想定

 

妊娠中のつわりや肌荒れ、おなかの張りなど、妊娠により体は大きく変化します。これらの変化に対応するマタニティグッズは、マタニティライフを快適に過ごすためにも欠かせないアイテムです。

  • 母子手帳ケース
  • マタニティパンツ
  • マザーズバック
  • 産後ガードル・骨盤ベルと
  • マタニティワンピース
  • マタニティショーツ
  • 産前 産後 ブラジャー
  • マタニティガードル
  • 抱き枕
  • マタニティボディーオイル

全部で個人差はありますが、5万円から10万円程度になります。

 

マタニティバッグの一例 

Mia Bossi(ミアボッシ)Maria・Tangerine「マリアタンジェリン」

 

 マタニティウェアの一例

ELLE(エル) ELLE 脇ファスナー調節ダウンコート 9 グレー ジョーアルファ EL209915

 

 

出産費用


平均的な費用は病院のタイプによって異なりますが、概要は以下のようになっています。

実質の負担額を20万円と想定

個室の利用、エステや食事の内容でかなりの幅がありますが、30-50万円だと思ってよさそうです。

 

病院の種類 入院・出産費用
公立総合病院 35~40万円
公立大学病院 25~30万円
私立総合病院 35~40万円
私立大学病院 30~40万円
個人病院(産院) 30~100万円
助産院 30~35万円

     

     

     

     

     

     

     

    具体的な例を掲載しておきます。(記事内容は2014年9月の調査)

    インターネットで広告を出しているクリニックを中心に掲載しています。

    詳細は各ウェブサイト、電話で各クリニックに確認してください。

     

    トイレ付き個室5泊6日正常出産入院費用

    570,000円~

    治療に必要な処置・検査等は別途加算になります。

     分娩費用(分娩介助費・医学的処置料・お産セット)・入院費用・各種指導料・お部屋代・新生児管理料(新生児入院料・新生児検査料)

    ランドリーサービス
    エステティシャンによるリラクゼーションマッサージ
    ネグリジェ・ガウン・タオル貸出しサービス
    アメニティーセット(歯ブラシセット・スリッパ等)
    DVD録画サービス
    お名前入り絵本
    お祝い膳(お一人様分)

    異常な経過がなく経腟分娩でご出産され、産褥期間において、母子ともに健康である場合、セット料金の適用になります。
       
         正常分娩(一般室使用)お母さん5日~7日、且つ赤ちゃん4日~6日入院  

    680,000円

     お母様 またはお子様になんらかの異常(入院料が健康保険の対象になるもの)がある場合、患者様により入院日数・費用は異なります。
     状態によっては母子セット料金の適用にはならず、お母様とお子様別々の入院費用をご請求いたします。
     料金の詳細は医事課入院係にお問い合わせください。

    当院の平均ケース 
    入院期間6日間

    約440,000円

    帝王切開の場合は保険適応となるため、限度額適用認定証により上限ができます。

    別途費用は以下のようなものになっています。

    個室代(1日あたり) : LDR 20,000円(税抜)
    個室(シャワーあり)17,000円(税抜)
    個室(シャワーなし)13,650円(税抜)
    分娩料 : 121,000円(双子:182,000円)
    処置料 : 約50,000円(投薬・注射・処置など含む)
    入院料(1日あたり) : 25,000円~43,000円
    新生児管理料(1日あたり) : 7,500円
    食事代 : 640円/食
    その他 : 15,000円(お産セット・出生証明書など)
    産科医療補償制度 : 30,000円    など

     

    当院は母乳育児を原則としております。 個々のお母様のおっぱいの状況、赤ちゃんの状況によって
    入院日数(期間)が異なります。
    したがって以下にお示しする費用 は一例とお考え下さい。

    ・正常分娩(分娩後5日間入院の場合) 52~60万円
    ・帝王切開(分娩後7日間入院の場合) 55~60万円前後

    ・当院でのご出産が2回目以降のリピーターの方には、入院費用の割引をさせていただいております。
    ※上記には、産科医療補償制度加入料3万円を含みます。

    入院申込み時に予約金として5万円を前納していただき、退院時に精算致します。
    平日時間内の正常分娩で入院した場合の費用(部屋代、食費、寝具費、看護料、分娩料、新生児看護料等)は下記の通りです。(2014年4月1日~)

    特別室:約70万円
    ※2名様分のお食事代も含まれます
    (ツインベッド、シャワー、 トイレ付) 
    ・窓口負担額:約23万円
    個室A:約60万円
    (シャワー、トイレ付)
    ・窓口負担額:約13万円
    個室B:約55万円
    (トイレ付) 
    ・窓口負担額:約8万円

    時間外分娩、注射、投薬、産科処置等を要した場合は加算請求となります。
    また、異常分娩の場合はその部分について保険取扱い致します。

    【出産一時金直接支払制度について】

    出産費用は全額自己負担になりますが、健康保険から「出産育児一時金」42万円が支払われます。

    本来は39万円ですが、生まれた子が重い脳性まひになった場合の「産科医療補償責任保険契約」の保険料として3万円が上乗せされています。この補償制度が利用できない産院で出産する場合は、39万円のみの給付になります。

    【出産育児一時金の支給方法(直接支払制度・受取代理制度)】(全国健康保険協会Webサイトより)

    出産にかかる費用に出産育児一時金を充てることができるよう、協会けんぽから出産育児一時金を医療機関等に直接支払う仕組み(直接支払制度)がありますので、その場合、出産費用としてまとまった額を事前にご用意いただく必要はありません。
    なお、直接、医療機関等に出産育児一時金が支払われることを希望しない方は、出産後に被保険者の方から協会けんぽ支部に申請いただいた上で、出産育児一時金を支給する方法をご利用いただくことも可能です。

    ※直接支払制度では、事務的負担や資金繰りへの影響が大きいと考えられる施設(年間の分娩件数が100件以下または収入に占める正常分娩にかかる収入の割合が50%以上で、厚生労働省へ届け出た診療所・助産所)については、医療機関等が被保険者に代わって出産育児一時金を受け取る「受取代理」制度を利用することができます。


    出産一時金直接支払制度を利用すると、自動的に病院側が健康保険組合に請求してくれますので、

    出産費用50万円で予約金10万円支払った場合、出産一時金42万円が自動的に差し引かれ、産院での窓口精算で2万円返ってきます。

    従って実際の出産負担額は

     大きなトラブルがなければ、最高でも10万円から20万円程度(個室やエステ等考慮する場合はプラス10万円)見ておけばよいことになる。

     

    また

    • 高額医療費控除(月10万円以上の支払いになった場合に確定申告すれば一部返還)
    • 高額療養費制度(医療機関や薬局の窓口で支払った額が、暦月(月の初めから終わりまで)で一定額を超えた場合に、その超えた金額を支給する制度)

    についても他の病気と同様に適用されるので、確認をしてほしい。

    出産後費用


    出産後育児に必要な費用は、当初で

    概算で10万円を想定

    アカチャンホンポのホームページでは出産準備用品リストがあるので、非常に便利である。

    またやや高級であるが、ミキハウスの出産準備サイトも情報が豊富である。

    肌着、おむつ(紙、布)、哺乳瓶、ベッド、ベビーカー、パウダー、ローション、チャイルドシート。。。。。思いつくだけでもたくさんある。

    様々なサイトや雑誌では出産準備(マタニティー用品除く)の平均費用は、11万1,590円、10万円、15万円、30万円と様々である。

    貰い物やプレゼント、友人から譲ってもらう、中古等いろいろあるので、買い焦らず、必要最低限から始めることが重要。

    まずは10万円の予算内でやり繰りすることを考えよう。

     

    育児費用(1年間)


    1年間のコストは下記の必要最低の費用を考慮し、

    毎月10,000円から20,000円程度を想定 ⇒ 1年で12万円から20万円

    月単位でかかる最低限の費用は

    アイテム ひと月の消費量の目安 金額 備考
    紙おむつ 1-2パック 1,000円から4,000円 成長によってサイズも、使用枚数も変わります
    粉ミルク 1缶 2000円  母乳・ミルクによって変わります。
    スキンケア 1000円 シャンプー・ボディソープ・オイル・クリーム・パウダー等
    ベビーフード 2000円 様々な種類があります。手作りも可能です。

     

    さらに

    肌着、ベビーウェアが必要になります。これもプレゼント、中古をうまく使ってやっていきたいものです。

    メリーズパンツ さらさらエアスルー Lサイズ (9~14kg) 112枚 (56枚×2)

    明治 ほほえみ 2缶パック ベビーフード付き

    マタニティ用品(数千円~数万円まで)当初の1年で必要なものや、その大体のコストは以下のようになっている。 

    ・マタニティ用の下着
    ・マタニティウェア
    ・帽子・くつなど

    育児用品(数千円~数万円まで)
    ・肌着
    ・おくるみ
    ・オムツカバー
    ・ほ乳瓶と、その洗浄用具や洗浄剤
    ・おしゃぶり
    ・抱っこひも
    ・ベビーベッド
    ・ベビーバス、沐浴剤
    ・粉ミルク
    ・紙オムツ
    ・ベビーカー
    ・デジタルカメラやビデオカメラ
    ・チャイルドシート

    *ベビーベッドはレンタルなどですませる場合もあります。そのほかのものでも、うまくお下がりなどを利用すれば費用を抑えることができます。

     

     

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