【支出】白物家電も景気の停滞を物語る。個人消費は本当に回復できているか?
個人消費の弱さを示す統計が今月は目立つようになってきている。日本電気機器工業会の発表する
民生用電気機器国内出荷実績7月分によると、
民生用電気機器の 2014 年7月度の国内出荷金額は、
2,261 億円、前年同月比84.1%
と3ヵ月連続のマイナスとなった。
部門別にみると、
- ルームエアコンが 1,075 億円、前年比 82.6%と、3ヵ月連続のマイナス
- 電気冷蔵庫が431億円、同78.4%と2ヵ月連続のマイナス、
- 電気洗濯機が 204 億円、同 85.9%と2ヵ月連続のマイナス
と総じて弱い数字となっている。
【民生用電気機器国内出荷実績の推移】
【2014年度の前年比の推移】
2014年の推移を見ると、白物家電ではかなり景気回復について弱気になってしまう。
この統計の参加企業は
<2013年4月現在の参加会社(50音順)>(株)泉精器製作所、(株)荏原製作所、LG Electronics Japan(株)、エレクトロラックス・ジャパン(株)、オムロン(株)、(株)キューヘン、四変テック(株)、シャープ(株)、象印マホービン(株)、タイガー魔法瓶(株)、ダイキン工業(株)、タカラスタンダード(株)、(株)東芝、TOTO(株)、ドメティック(株)、(株)トヨトミ、パナソニック(株)、(株)ハーマンプロ、ピーコック魔法瓶工業(株)、(株)日立製作所、(株)フィリップス エレクトロニクス ジャパン、(株)富士通ゼネラル、プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン(株)、マックス(株)、三菱電機(株)、(株)ユーイング、リンナイ(株)
少し気になる点だが、
ダイソン、レイコップ等の売れ筋掃除機の数字が反映されていないのは残念である。金額が高いのでかなり影響があるかと。。
レイコップ ふとんクリーナー (パールホワイト)【掃除機】 raycop RS RS-300JWH