【運用】7月金利は下がり続けた。今後はどうなるのか? EUは更なる緩和、米国はゆっくり引き締め、ドル円は。。。
7月の長期金利の推移を見ておこう。日本、EUそれぞれ下落、USはほぼフラットで終わっている。
EUが最も大きい下落で0.08%強の下落になった。EUでは引き続き緩和を推し進めデフレ回避、日本では日銀の緩和は継続、米国では少しづつ上昇傾向が見えてくるか、という展開を市場は想定している模様。
そのため為替については円安ドル高が期待される。
米国の金利上昇⇒日本金利との差が拡大⇒為替の円安ドル高の進行⇒米国のさらなる景気回復、金利再上昇⇒日本の金利もゆっくり上昇
というシナリオが今は強くなってきている。
しかしEUのデフレ突入、緩和効果が出ずに、欧州金融危機の再燃というような事態が起こるとまたリスクオフで円買いがよみがえることもあり得るだろうか?
ドル円金利差と為替の関係を見るのだが、円金利が低位安定しているために、ドル金利と為替レートの相関を確認しておく。
相関は現在はまだ強くはないが、少しづつ強まっているように見える。