国民的な食品である、おにぎり。自分で作る人はかなり減ってしまった気がするのはわたしだけであろうか？

今日は国民的なファーストフードであるおにぎりについて朝飯のおにぎり（ツナマヨネーズ）を食べながら考えたい。

中身について優柔不断な私は常に悩むのであるが、国民的には以下のような順位になっているようだ。

セブンイレブンでは

 ツナとマヨネーズが根強い人気である。鮭がそのあとを追っている。

●首都圏地区
1位　手巻おにぎりツナマヨネーズ
2位　手巻おにぎり紅しゃけ
3位　直巻おむすびとり五目
4位　やみつき！焼き豚炒飯おむすび
5位　手巻おにぎり日高昆布

●関西地区
1位　手巻おにぎり昆布
2位　手巻おにぎりツナマヨネーズ
3位　味付海苔手巻おにぎり海老マヨネーズ
4位　味付海苔手巻おにぎり焼鮭
5位　やみつき！焼豚炒飯おむすび

（2014．1時点）

ローソンでは

 セブンイレブンと同じくツナとマヨネースの組合せ。こちらも鮭が2位で追いかけている。

1位　シーチキンマヨネーズ
2位　焼さけハラミ
3位　日高昆布
4位　胡麻さけ
5位　紀州南高梅
6位　熟成生たらこ
7位　紅さけ
8位　塩にぎり
9位　わかめごはん
10位　辛子明太子
（2011年3月～8月分）

これらを見ると、

マヨネーズ系、しゃけ系、昆布系で上位を占める。マヨネーズ系は年齢の若い層に人気があると思われ、しゃけ、昆布は第2候補として選ばれている、マヨネーズとの組わせでも選ばれる可能性が高い。梅干しはマヨネーズとあまり合わないですもんね。

セブンイレブンのおにぎり各種は値段と共にWebで確認できる。

セブンイレブンのおにぎりとお寿司

おにぎりの価格

総務省統計局の家計調査によると、今年の6月のおにぎりの消費額は315円で、他のものに比べると少ないが、100円としても１家庭で3個の消費となっている。

 コーヒー、コーヒー飲料がそれぞれ371円、429円となっていて、おにぎり自体の消費はそう高くないのだが、この消費がコーヒーと違い、コンビニエンスストア数社に集中していると思うと、1社あたりかなり大きい売上となる。

セブンイレブンのホームページによると、2012年度の年間のおにぎり販売個数は、なんと16億8千222万個に達する。

日本の全国民（1億2千7百万人）が年間に約13個買っている計算。

先ほどの2人以上の世帯の家計調査では3個であったので、年間36個。

従って、13個/36個で1/3以上はセブンイレブンでおにぎりを買っていることになる。

参考までにおにぎりの8月1日時点での価格の一覧を安い順にランキングしてみている。もっともシンプルな塩むすびから納豆巻きまで様々だ。

93円から315円までかなりの格差がある。（セブンイレブンウェブサイトより抜粋）

おにぎりに使うお金

個人がおにぎりに一生で使うお金を考えると、

317円の半分を一人が使うと想定して、約160円/月

160円/月*12か月*70年（5歳から75歳まで） 

生涯おにぎり消費額は　134,400円　

コンビニエンスストアではこのおにぎりにプラスで消費してくれるおかず、飲み物、日用雑貨でさらなる売り上げを上げているのである。

1億人がこのペースでおにぎりをたべると

134,400円＊1億人＝13兆4400億円となり、その規模の大きさがわかる。