【運用】ガンホーとその他の仲間たち~ゲーム株バスケットのパフォーマンス
ガンホーオンラインエンターテインメントが決算発表を行った。26年12月期第2四半期では売上は94,333百万円で 対前年同期比26.4%の増加、 純利益は32,092百万円と300億を超えている。
「パズル&ドラゴンズ」を基軸にした展開でユーザー数を伸ばしてきたが、これだけ長い間のヒットになることはもしかしたら、ガンホー自体も期待していなかったかもしれない。
主力タイトルである「パズル&ドラゴンズ」が引き続きGoogle Play、AppStoreでの売上ランキング1位を継続しており、29百万ダウンロードも記録した。
新しく始まった期待の「サモンズボード」も100万ダウンロードを記録している。
スマートフォンのユーザー拡大、機能の拡張により、ガンホーの世界はまだまだ拡大できる可能性は十分考えられる。しかし。。
しかしスマートフォンユーザの数の伸びが安定期に入り、人々が慣れてくると、成長を続けることは難しくなる。
そして他社ゲームへの乗り換えが起こりうるのがこの業界の常識である。
シミュライズでは、この5月から銘柄を選定、バスケット設定し、モニターを開始したゲームバスケット。
ガンホーも含まれているのであるが、そのけん引役は明らかにガンホーではない。この期間はコロプラ、KLab、ネクソンのパフォーマンスが上回っている。ガンホーは急成長期から、安定的な段階にはいったと見ている傾向が強い。
変わって急成長を期待されているのが、Klabだ。(上図でも抜群の期待度が伺われる。)
Klabは主力の「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル」が好調でで今季は赤字を抜け出せそうな見込みで、これからの会社だ。
昨年、中国のインターネットソフトウェア企業のチーフーサンロクマルとの資本提携など、中国を海外戦略の中心に据えて成長を加速させようとしている。
投資家の期待も大きい。
バスケットの見通しとしては、このバスケットを数か月おきに見直し、将来性に疑いのある場合はより良い銘柄、将来に期待できる銘柄に乗り換える手法を取る。
アップルのゲームのランキングをおもにチェックしていきたい。
またゲームのハードがスマートフォンで落ち着くのか、それとも任天堂、ソニーが次なる手を編み出すのかに注目したい。
NISA投資のために3~5銘柄を一つのバスケットにして、そのパフォーマンスを追いかけるシミュライズ株バスケットインデクスは以下のようにレギュラーバスケットの中で、もっとも高いパフォーマンスを誇っている。
5月7日にスタートして、現在57.67%の上昇で唯一50%越えを果たしている。
ID | 日付 | 7月29日付け |
10001 | バイオ | 118.46 |
10002 | ゲーム | 157.67 |
10003 | 自動車 | 113.54 |
10004 | マネージメント | 107.08 |
10005 | 中国 | 110.51 |
10006 | 不動産 | 106.38 |
10007 | IPO2013 | 122.84 |
10008 | 貴金属 | 102.17 |
10009 | REIT | 110.38 |
クールジャパンの中核をなすことができるか?ゲームバスケット。