シミュライズでは、上場企業の有価証券報告書、政府統計を用い、各企業の生涯給与を推計してます。
これまで、2013年公表データを基に企業毎の給与ランキング、業種内のランキング等を発表・掲載してきましたが、このたび、直近公表されている2013年12月決算期末の企業データを用いたアップデートを行いました。

上場企業 生涯給与ランキング 2013 は →こちら

今回は、12月末を決算期末とする上場企業300社強の中で、モデル生涯給与の前年度推計値からの伸び率が大きい企業のランキングを見てみたいと思います。

モデル生涯給与 前年推計値からの伸び率ランキング （12月決算企業）
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(注1) 生涯給与、40歳給与は、シミュライズ給与カーブモデルによる推計値
(注2) 平均年齢、平均年収は企業による公表値
(注3） 生涯給与伸び、40歳給与伸びは前年度推計値からの変化
(注3） 平均給与を公表していない企業、従業員数20名以下の企業等を除く
ランキング上位を見ると、生涯給与が一年で20％程度も伸び、モデル40歳給与が年100万円前後も伸びている企業が複数並んでいることに驚きます。

最上位の東光(株）は、主としてデジタル機器用の高性能コイルなどの電子部品製造を行っている企業です。また、その他上位には、情報通信系のサービス業や、建設・不動産色のある企業が多く見られ、ビジネスとして勢いのある業界を反映していことが感じられます。

シミュライズでは引続き定期的に給与関連情報のアップデートを行うと共に、情報がまとまったところで企業業績等と合わせて給与変化を見ていきたいと思います。